[旅日記]7月の立山旅行。

 7月の立山は残雪模様と芽生えた可憐な高山植物が同時に見られる魅力的なシーズンです。
7月17日〜19日、今回は大阪駅よりサンダーバードで3時間。富山電鉄で1時間。立山の麓の極楽坂のホテルで2連泊して立山室堂だけを訪れるゆったりのんびりの旅でした。
富山地方の防風林のある農家の風景。
ホテル(立山国際ホテル)の窓より。極楽坂のスキー場。ゴンドラが動いていて登れます。
昔はここがとても賑わっていたそうです。
温泉は良いし立山ケーブルへも送迎して下さるし極楽に2450mの室堂平の景色が愉しめました。
繁栄の後の静寂が味わえてきっと又このような場所が見直されて来るように思います。
作業用の台車を引っ張って行く珍しい立山ケーブル
雪解けした場所は高山植物の花々が愉しませてくれます。
気温17℃感動的な空の移り変わり。
残雪模様の立山昨年描いた「残雪の室堂平」
やっぱり現場で絵を描きたいものですね。今回は未だ梅雨も明けず不安定な天候の中でしたがこの青空!雲の流れる光溢れる残雪の立山の立体感。ため息をついてしまう程の美しさ、絵と比べようもありません。(絵は室堂山〜立山一の越〜立山雄山への登り口から振り返った眺めです。7月中旬では未だ残雪が多く簡単に登れません。)
みくりが池はまだ氷に囲まれて。
浮き氷の下はエメラルドグリーンなのですが。

みくりが池周遊路。向こうにみくりが池温泉。左下は地獄谷、硫黄が噴き出て今通行禁止になっています。
お昼はホテル立山立山そばのランチ。
ターミナルのすぐ横の「立山自然保護センター」で大きな映像で立山の四季を過ごす雷鳥の様子等を見て何十年か以前に来ていた頃はいつも雷鳥に出逢えたのを思い出します。
いつの間にか年月を重ね室堂平のお散歩位になってしまいましたがでも子供達と来たとき、孫達との思い出が重なり味わい深い旅になりました。美女平までのバスに揺られながら紅葉の弥陀ヶ原や称名の滝にも又来れます様にと欲張りなお願いをしつつ帰路につきました。Kyoko