思い出の布で人形作り

5月のサラダ

 いつもの年ならもう半袖の時期なのにまだまだ衣替えが出来ない寒さです。
でも庭の木々はちゃんと花を咲かせる準備をしていたのですね。
今我が家はミカンの花盛り、四方八方へ爽やかな香りをふりまいています。心配していた蜜蜂仲間にもやっと知れたのでしょうか昨日あたりから蜜蜂がぶん〜ぶん来て忙しく働いています。蜜蜂がいなくなったとのテレビでの報道の通り蜂はどうしたのかしらと思う位居なかったものですからほっとしています。Hassel Houseのサラダ用の野菜もあっと言う間に伸びて早くも花をつけてしまったり、丁度良い時期は短いものです。右上の写真は今日のサラダ用に収穫した野菜です。サラダからし菜、チシャ、はつか大根等々・・

気候不順な春でしたがみかんの花が満開です。

☆第53回一水会兵庫県出品者協会展のお知らせ☆


搬入・搬出の為Hassel Houseを5月31日(月曜日)・6月6日(日曜日)臨時休業させて頂きます。
宜しくお願い申し上げます。

先日久しぶりに友人がHasselにいらして下さいました。思い出の糸を手繰りお話がつきません。昔御一緒にお稽古事に通っていた頃は未だ30代。ある日「子犬がたくさん産まれたのよ。一匹貰ってくれないかしら」と溌剌美人の彼女に言われてついつい連れて帰る事になってしまったのです。
でも家族の一員になったチロちゃんとの生活は子供達の成長と重なり思い出の映像となって我が家の歴史に刻まれました。


懐かしい写真です。Hasselをはじめた時も帰りを待っていてくれたのですが、、、
今も元気溌剌の彼女と物の整理の話から、洋服をリフォームしてお人形が作りたいから教えてととんでもない方向へお話が飛んで行ったのです。
またついつい安請け合いしてしまった私。
この間夢二生家で買って来た本に夢二がお人形の作り方を描いていたのを思い出したのです。「まあ!どうなるか分からないけれど挑戦してみましょう!」とお昼ごはんつきで2日間お邪魔して口と手を全開して第1作目を仕上げました。
簡単に出来ますので作り方を書きました。
夢二のどんたく人形「竹久夢二生涯と作品」より
☆kyoko流縫いぐるみ人形の作り方☆材料:顔手足胴の芯用の木綿布・伸縮のある肌色の布(女性用の下着が最適、あまり透けない生地)・洋服、靴の生地、下着用生地とレース、髪用毛糸1玉、ポリエステル綿、仕上げ用脱脂綿、糸、手芸用ボンド等


木綿布で顔、胴、手、足を作る。細かいミシン目で周りを縫いポリエステルの綿を固く詰める。顔にボンドを少し塗り図の様に顔のりんかくに脱脂綿をおく。鼻は針金か楊枝に綿を巻きつけ目打ちで顔の心地に穴を開け差し込んで形を整える。
肌色の伸縮の利く布地を当てて待ち針で止め頭の後ろでかがる。首の部分は要らない布をカットして綴じ付ける。
顔を想像して目、口の両側を後ろから糸で引っ張り表情を作っておく。
胴体に目打ちで穴を開け首を差し込む。
手や足も所どころボンドを塗り脱脂綿を薄く覆ってその上に肌色の布で仕上げる。(洋服やブルマーで隠れる部分以外)
毛糸を少しづつ束ね頭に綴じ付ける。ボンドで頭の地肌が見えないようくっつける。
手、足を胴体に付けレースをつけたブルマーとペチコートをはかせ洋服をきせる。

洋服はお気に入りのカッターシャツから。
お人形さん必ずスカートめくりに遭いますので綺麗なレースの下着を。
合わなかったシュミーズが役に立ちました。お顔は内緒ですがパンストのパンティ部分。こんな良い素材はありません!
お顔は化粧道具で描きました。もっと単純な形にして目の詰んだセーターで作るとお子様の抱き人形が簡単に出来ます。kyoko