初冠雪と紅葉の裏磐梯への旅
お久し振りです。秋も深まり仁川の住宅街も紅葉真っ盛りになりました。
ある日突然壊れる事もあるとは聞いていましたが、先月末、私のパソコンの矢印が動かなくなり修理に出しましたら、ハードディスクを入れ替えて真っ白になってやっと帰ってきました。呆然!私の頭の中も真っ白になってしまいました。
今失われた記憶の修復に懸命です!
でも「Hassel House便り」だけ残っていて良かったです。
磐梯山と安達太良山への旅
10月28日〜30日 もう日にちが経ってしまいましたが、裏磐梯の荒々しい山頂に初冠雪、麓は紅葉のベストシーズンの旅でした。
大阪8:09発雷鳥号で金沢へ。乗り換えて直江津13:00着。直江津よりバスで磐越自動車道を走り夕暮れの猪苗代湖に到着。猪苗代温泉泊まり。
翌朝生憎天気は曇時々小雨、磐梯吾妻レークラインの美しい湖の眺めも霧に霞み磐梯山も雲の中。静かな幻想的風景を楽しむ事にする。紅葉の中津川渓谷から磐梯吾妻スカイライン〜浄土平へ。
氷雨降る寒さに吾妻小富士へ向かう人々を眺めながらレストハウスで暖かいお蕎麦の昼食。この夜福島地方のTVニュースで浄土平は雪、間もなく通行禁止になるとの事でした。(やっぱり不精せず吾妻小富士の大きな噴火口を見て来ればよかったと今頃後悔しています)
さていよいよ今回の旅の目的!安達太良山へ。あの「智恵子抄」の本当の空に出遭えるのでしょうか。
何と言う奇跡でしょう!黒い雲は飛ばされて青空に。美しい虹が出て感謝と感激
薬師岳山頂より。安達太良山頂(標高1700メートル)へはここから徒歩1時間30分。
あだたらエクスプレスで山麓から山頂へ。少し歩けば薬師岳山頂です。
北アルプスの薬師岳ではありません。あだたら連山薬師岳標高1350m
高村光太郎と智恵子の写真。 エクスプレス駅の展示室にて。
切り絵もありましたが繊細で柔らかな線と色合いは独特で持って生まれたものかと見とれました。
もう一度レークラインを引き返し静寂な桧原湖のほとりの裏磐梯猫魔温泉へ。
翌朝抜ける様な青空!磐梯山頂は初冠雪。
ホテルから直ぐの五色沼へ。
澄んだ空気と寒暖の差が大きいのでこんなに冴えた色になるのでしょうか?
紅、黄葉を通して見るコバルトブルーの五色沼。
磐梯山ゴールドラインをバスは走る。峠は笹の上に雪、下って行くにつれ紅葉の木々。小さな山間の滝の風景を抜けて会津若松から直江津へ。直江津〜金沢〜大阪と列車に揺られながら頂いた駅弁当の鱒の寿司の味に昔息子達が子供だった頃糸魚川経由で白馬にスキーに行った事など懐かしく思い出しながら帰途についたのです。Kyoko