ぶんぶんの取材

Autumn Clocus2008.10

 六甲連山の上の空は碧く高くうろこ雲が並び秋本番になりました。
先日取材のあった記事がASA「ぶんぶん」にのりました。
お断りしましたのに私の写真が載りました。


ごめんなさい。少し落書きをしてしまいました。
 
Hassel Houseをオープンして間もなくの頃、どこから種が飛んで来たのか庭の隅に不思議な花が咲きました。
葉っぱも無く半透明の茎から薄むらさきの頼りなげな花を咲かせる Autumn Crocus です。

 その頃専業主婦だった私が突然はじめたHassel Houseが結構忙しくて家は留守にしがちになりました。
夕暮れて我が家へたどり着くと、たどたどしいピアノの音が聴こえてきました。
次男が音で何かを表現しようとした初めでした。
やがて小さなピアノ曲(題は忘れてしまいましたが庭の杏の葉っぱから洩れる陽の光の揺れの様な曲でした。)を作り日曜教会で演奏してもらえたのです。

そして高校に進んだ頃、「管弦楽チェレスタのためのAutumn Crocus」と言う曲を書いて「第27回旺文社主催 全国学芸科学コンクール音楽部門」で銀賞を頂いたのです。
これがきっかけで作曲の道へと迷い込む事になってしまったのです。

10月を迎えると忘れず芽を出すAutumn Crocus 時は流れもう30回にもなります。Kyoko