[お知らせ]晩秋の三方五湖への旅と12月の音楽会へのお誘い。

三方五湖晩秋

 今日から12月。例年の様にクリスマスの音楽を聴く季節になりました。
 OPEN当時は同じコレルリの協奏曲等をLPで聴いていました。ジャッケットも大きくてカウンターの後ろに立てかけてそれぞれの絵柄を楽しんでいましたね。
30年の年月は生活を変えてしまいましたが、Hassel Houseは10年1日の如くです。
12月の行事のため7日と14日の日曜日休業致します。
いつも勝手ばかりして申し訳御座いません。


晩秋の1日若狭路へ。日本海三方五湖は秋の最後の彩りに包まれていました。
 
40分間のジェットクルーズ。深い入り江が連なった様な三方五湖。舟屋もありました。
1970年代夏が来るとご近所同士で毎年の様に若狭高浜の民宿へ海水浴に出かけました。
それで若狭の海にはとても郷愁を感じます。
その頃写真に凝っていた長男は朝早くから一人で海辺の写真を撮りに出かけていました。
今思うと怖いことでした。

セピア色になってしまった高浜港の写真。正面は青葉山。1973年8月修平撮影。

1978年いよいよお店を開く事が現実になり建築も進んで店名を考えている私の傍らで「ハッセルブラッドのカメラ買って!」と繰り返す長男。
昔々私の郷里の町に引っ越して来られた宣教師の御一家が住まわれていた洋館建の家は[ガードナーさんのお家]と呼ばれ親しまれていました。子供心に違った文化への憧れがありました。○○さんのお家、○○Houseが良いかしらと色々な名前を当てはめてみましたが中々しっくりときません!それで思わずハッセルさんのお家・・・Hassel Houseと名付けてしまったのです。
14日は弟の次女(姪)の結婚式ですが、約30年前の弟の結婚式にカメラで腕を振るう心算だった長男、どうした事かうまく撮れていません。
すっかり自信を失くし写真家への夢は絶ってしまったのです。
でもその当時未だ中学生だった長男が買った緑川洋一写真集[日本のふるさと]やライフ写真講座の数冊の本は私の座右の書になって生きています。

[日本のふるさと]はオープン当時からHassel Houseの1階の片隅に置いています。本は色あせても中身は深く心を打ちます。
子供がそんな高価なカメラを等言わずハッセルブラッドを買っていたら長男は又違った人生を歩んでいたかも分かりません。 Kyoko 

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