思い出を辿れば

桃の小枝

 窓の外は急に真っ暗、強い雨足。今年の梅雨の最後でしょうか?
豊かな水のお蔭で自宅の庭の夏野菜も育っています。
もう今年のかぼちゃの収穫です。

かわいい坊ちゃんかぼちゃと甘栗かぼちゃ

お庭を果物の木や野菜畑にして2〜30年、ご近所の方にも波及したのか、お向かい様は桃の木を植えられて桃栗3年の言葉通り3年目から小型だけどとってもおいしい桃の収穫。今朝は一枝手折って下さいました。
早速Hassel Hoseのテーブルに飾ると「これ食べられる桃かしら」と珍しがられています。(右上)

☆思い出の糸を手繰れば☆
 昔のある日姉と母とで行った駅前の本屋さんで買ってもらった光文社の「少女」創刊号、それから毎月1冊づつ増えていきました。終戦後間もない当時は良い本が無くて母が古本屋さんで見つけた「家なき子」「家なき娘」の美しかった事。本は宝ものでした。「少女」の中の挿絵画家[辰巳まさえ] 連載小説[喜びの天使]?「家なき娘」の挿絵は[高畠華宵]だった様に思えます。子供向きといってもとても緻密で完成度の高い絵だった様に思います。「喜びの天使」は後年[赤毛のアン]を読んだ時、あれは原作から一部取ったものだったのかしら?と思いましたが恵まれなくて美しくも無い女の子がどんな小さい事にも喜びを見つけて暮らすと言うお話は私の生活の原点になった様に思えます。今年は「赤毛のアン」出版100年記念で間もなく大阪へも「赤毛のアン展」が来るとか、是非行きたく思っています。
[「辰巳まさえ」の絵が大好きだったとのコメントを頂きました。同じ記憶が共有出来て嬉しいです。
[高畠華宵]家なき娘の中の挿絵はまだ脳裏に焼きついています!Kyoko
 
追記
電子レンジで作るお手軽ジャム
材料:杏 苺 りんご 等好みの季節の果物  身の部分を刻んで、苺は小粒をそのままで 200g
   砂糖 果物の80% 160g
   レモン汁 大匙1杯 酸味の少ない果物は適当に増す
   サラダオイル 2滴
作り方 ①材料を耐熱容器に入れ全部を混ぜる。(大き目の容器、ふた又はラップはしないで)
    ②電子レンジに入れ16分加熱。取り出してしばらく置いて柔らか過ぎる様ならもう5分程加熱。
     固すぎたら少し水を加えよく混ぜ合わせ2分位加熱。
     (取り出した時はシャブシャブ状態で冷えるとトロリとなって来ます)
 今杏のジャムをお出ししていますので御要望により。アバウトなレシピで申しわけありません。