そこに行けばなにか予期しない愉しい事が?

早川暢子著「夢を叶えるための場所」

 7日は日本中大荒れの天気、ハッセル初日。どの様な年になるのかしら?と朝から少々心配気味。
しばらくお休みしたので、お部屋も空き家のようにうら寂しい。
テーブルに小さいお花を飾ったり、煉瓦の隅に吹き溜った枯葉を集めたりと久振りでどんどん働く。 不思議に空気の抜けていた風船が膨らむようにお部屋に活気が蘇る。
ふと窓の外を見ると青空が広がり、さんさんと暖かい光がソファーの上に。
やはりここは私の居所、そして予期しない何方かが思い出して訪ねて下さる楽しい場所。

 丁度10年前[夢を叶えるための場所]と言う本が大和出版から出版されました。
著者は早川暢子様、阪神間の早川様のお気に入られたお店が30軒余り紹介されている本なのですが、文章とイラストがとっても素敵!早川様の感性なのです。
その中に嬉しくもハッセルハウスも入れて下さいました。
美しい文章に、もしもこの本を読まれて訪ねて下さった方のご期待に添えないのでは
ないかと少し悩みました。
久し振りに読みかえしてみると、どのページも心がわくわくします。
この気持ちを大切に今年も続けていけますように。
 
 ほんとうにここは夢を叶える場所かしら?
今年も早々にこの間お家を建てられたA様が来られ、
薪の暖炉を使っていると、どうしても時々は煙突掃除をしなくては
いけないので、(いつも業者に頼めば結構なコストになるので)
誰でも出来るように、この際掃除用バルコニーをつけたいから
安全で、便利で、費用もなるたけ掛けないでデザインも家にマッチする様なバルコニーを考えて下さいとのご依頼。
今度のお休みの日現場をもう一度見て大工さんと話合ってから
さあ!また図面描き!
頭の中は煙突の下につける小さなバルコニー、可愛くまるくカーブをつけようかしら?
色は濃い紺がいいかしら?
今年もやっぱり予期せぬ事の始め!
楽しく頑張りましょう!           京子