今年も宜しくお願い申し上げます。

2016年お正月

 明けましてお目出とうございます。8日今年の初日を迎え気分を引き締めてスタート致しました。
久しぶり忘れずいらして下さったお客様に元気を頂いて働く喜びの大きさにあらためて気付いています。
皆様と共に良い1年を過ごせます様に
2016年年賀状
10年日記の交代の年
新しい日記帳なのでもう過去は振り返れません。10年先は?そんな事は考えず暮らしましょう。
お正月を迎えた我が家の庭は杏の木も黒い枝のみとなりましたが柑橘類が庭に彩りを添えています。
3年程前に植えた沖縄のシークワーサー。とても酸っぱい!

なかなか実らなかったグレープフルーツも葡萄の房の様に。

お料理に役立つ柚子はご近所の人気者。

今年は不作のレモンですが形は大きく立派。

美味しくなってきた八朔。
絵の友人が麻糸で篭を編んで下さいました。
 早速みかんを入れて飾っています。有難うございました。
果物と四季の花々の咲く庭にと思っていますがまだまだ遠い道程、勿体ないので切り込まない野菜に可愛いお花が咲いています。野イチゴ、ピーマン、バジル等。
白い清楚なバジルの花。
野イチゴは食卓に飾って、実は食べられます!
自然の恵みに感謝しつつ暮らして居ます。
先日サンドイッチを注文されたお客様が「柚子の香りがしますが、、、」
と言われ味覚の鋭さに感服致しました。
サンドイッチの中のポテトサラダに冬場はレモンの代わりに庭の柚子を入れています。
さて今年のお正月は長男はウイーンへ本場の「こうもり」を観に。次男は伊豆方面にと初めての一人のお正月でスタート。でも3日にはハッセルハウスの元アルバイトの方達、長男、次男夫婦と賑やかさを取り戻しましたが長男の嫁は風邪を引いてしまい残念なお正月になってしまいました。
2016年のおせち料理
年々シンプルになる我が家のお節料理ですが皆に人気の脛肉煮込みをしている間にすべての料理をしてしまう意気込みで働くと以外に愉しいものです。
1本約800g×2本。出来上がったら一晩置いてから薄く切る。
すね肉はタコ糸で巻いてひたひたの水、カップ1杯の酒、カップ½の濃口醤油、皮ごとスライスした生姜1かけ分、砂糖小さじ1杯を加え始めは中火で沸いてくると火加減し、灰汁を取りながら約8時間煮る。薄味好みの方はお醤油を少な目に。黒毛和牛の脛肉なら濃厚な旨味で食べられます。

孫の大好物の栗きんとん。鳴門金時2〜3本の皮を剥きスライスして少し水を入れ蒸し煮してれんぎでつぶし瓶詰めの栗の汁と砂糖を加え火を小さくしてよく混ぜる。最後に栗を加え混ぜ合わせるとお手軽栗きんとんの出来上がり!
ゴマ一杯の叩きごぼうもすぐ出来上がり!
それから赤芽芋と蓮根と牛蒡のお煮しめ、変わらぬお正月の味です。
こうして無事2016年のお正月行事も過ぎて行く日々の中に愉しみを見つけて暮らして居ます。
さて朝日新聞に連載中の夏目漱石「門」を読んでいましたが待ちきれないのでハッセルハウスの蔵書を持ち出して読んでしまいました。若い頃読んだはずですが何も理解しないで読んだ気になっていたのでは?と第1巻の「吾輩は猫である」からもう1度読んでみる事にしました。
漱石全集第1巻「吾輩は猫である
今読んでみると面白い!、明治の世の中と暮らし向きがとても興味深い。特に苦沙弥先生の奥様の負けていない会話に感服。
先日東京からのおみやげに「明治屋の復刻版のイチゴジャムを頂いたのですが漱石の文章の中に[イチゴジャムをなめる]という所が何度も出てきます。頂いたジャムには明治44年発売と書いていますのできっとこんな味だったのかと思います。それにしてもジャムはパンに塗らず舐めていたのでしょうか?
復刻版のジャム。ザラメ砂糖で煮たこってり味のジャム。私の若い頃の懐かしい味ですね。
ハッセルの残り物とジャムで美味しい朝食が頂けます。有難うございました。
30年前の嫁からのプレゼントの猫ちゃんとビクターの犬。
長男の家では猫と犬を飼っていて仲良く暮らしていましたが昨年末犬のメルがあっけなく死んでしまいました。
もう15歳以上になっていましたので寿命かと思いますがあんなに歓迎してくれたメルちゃんに会えないのは寂しいですね。猫のみゃーたんは今も元気にご近所を散歩していますが。