杏の落ちる時期を迎えて

2014−6−14日杏の木

 季節は廻って早真夏の様な日々になりました。杏の木からポトリポトリと熟した実が落ちてきます。
集めた後から又ポトリ!お店で使うジャムや朝食用のジュース作りに追われています。
今年は杏の当たり年です。毎日こんなに採れます。
生の杏に氷を加えてジューサーにかけると杏スムージーの出来上がり。甘味が足りない時は「シュガーカット」を少々。とろみと柔らかい酸味があってとても美味しいジュースがお手軽に出来ます。
お店で使うハーブや野菜作りも頑張らなくてはいけません。
♪6月25日ベルリンのベルリンフィルハーモニ.カンマームジークザールにてピアニスト館野泉様のコンサートがありました。演奏曲目の中 近藤浩平作曲の「海辺の雪」が演奏されました。
独学で作曲をしている次男の曲を弾いて下さる幸せに感謝し、次男夫婦は遥々ドイツまで演奏会に行きました。
プログラム
インターネットの館野泉様の演奏会ニュースより。
♪7月1日ハッセルハウスに電子ピアノが来ました。
息子の家にあった電子ピアノがすんなりとおさまりました。
 本当のピアノが置きたいのですが普通の木造の建築の2階には重くて無理なのでこれで我慢です。
 でも設備は無くても愉しい音楽会が出来ます様に。
7月25日(金曜日)午後6時からHasselHouseのお客様達で「偲ぶ会」をして下さいました。
 日頃お世話になっている方々様ご報告が遅れて申し訳ありません。
実は夫Hiroshiが6月2日永眠致しました。
お店の植木の世話やメンテナンスに気を配り野菜作り等々で私を支えてくれたのですが親しくなったお客様に昭和の戦後の時代の主として繊維関係の経験談を繰り返し話しご迷惑をお掛けしたことと思います。でも皆様が「まるで三丁目の夕日関西版の映像を見ている様な貴重な体験談だった!もう聞けないのがとても寂しい」とおっしゃって頂き私も中には歴史的な事柄もありちゃんと記録しておけば良かったと後悔しています。
本当に長い間お世話になりありがとうございました。
HasselHouseのお蔭で愉しい晩年が過ごせ幸せだったと思います。
その上思い出のビデオの編集までして頂きモニターで乗馬の障害試合の映像を流したり貴重なオルゴールを聴かせて下さったり長男の「闘牛士の歌」ありで主人が生きていたらどんなに喜んでくれたことかとついつい思いました。
皆様の温かいお心はきっと主人に届いたことと思います。ありがとうございました。
春風ひとみ様から爽やかなお花が届きました。有難うございました。
宝塚歌劇時代からお店にいらして下さりその後関西での公演にはいつも夫婦で行きました。
特に印象深かったのは阪神大震災後に招待して下さった「壁の中の妖精」です。一人芝居で素晴らしい舞台でした。
昨年は「エリザベート」に長男夫婦と4人で行きました。春風様はエリザベートのお母様役でしたね。
今年は長男夫婦と私の3人で「シスターアクト」に。Hiroshiさんは宝塚みやげの炭酸せんべいを楽屋に届け春風さまとお話しするのが楽しみでした。今年は代わって長男がお持ちしましたが「わー!パパさんのせんべい!」と春風様も主人が居ないのをとても残念がって下さいました。何処を見ても何をしても主人の事が思い出されていけません。