「日々研精たゆまず」との教え

杏の花

 我が家の庭の杏の花が満開になりました。阪急電車沿いの桜はちらほら、黄色いミモザはもう葉っぱが出てきましたね。

 花冷えの3月は私の誕生月。Hassel Houseの窓越しのいかつく太くなった欅の幹をぼ〜と眺めていると父母姉弟と過ごした頃の暮らしが思い出されます。田舎の座敷の欄間に「日々研精不為」と書かれた書が掛けてありました。
ひとつの風景の様に脳裏に焼きついたその書について、物心ついた頃母が説明してくれました。子供達に伝えて行きたいことを家訓として父が書いた事など。
私は教えの通り生きて来たでしょうか?
でもこの中の一文字を取って研一と名づけた弟は効き目が有り過ぎたのか今でも研究一筋の生活、嬉しい様な寂しい様な!
 

昭和10年後楽園での父母
平和な暮らしは続かず時代は戦争へと進んで行ったのです。


大輪の薔薇のお誕生プレゼント 
薔薇1本をこんなにオシャレにアレンジ!清子様ありがとうございました。