JR中山寺近くの「cafeレオン」へ。

6月17日晴天。少し気分転換がしたくてお花見かたがた阪急宝塚でJRに乗り換えて中山寺近くのCafeへ。
この年になって、一人で愉しく過ごせる所を見つけなくてはいけません。
でもどうしてもHiroshiさんと行った所ばかりになってしまいますね。
「cafeレオン」ファサード。ここに並んでいる鉢植えは買うことが出来ます。
 赤い窓のイギリス風?建物
JR中山駅前の商業施設へは電気器具等の買い物によく来ていました。
お隣に緑に囲まれた赤い窓枠の建物が建ちました。
「何だろう?」と興味を持ち訪ねてみましたらエクステリアのオフィスでした。
テイーコーナーもありましたので2〜3度訪ねました。
Hiroshiさんと新婚時代によくドライブした御影の鴨子ヶ原にも緑の芝生の中に赤い窓枠の北欧風の家が数件ありどの様な方が住んでいるのかしら?と興味を持っていました。もう54年も前の話ですが今もあるのでしょうか?
久しぶりに訪ねたお店は奥の入り口がCafeになってランチもありました。
以前は2階がティールームだったと思いますが現在は事務所になりました。
明るいテラスルーム。
本棚の中からターシャチューダの本を見つけました。
明るい陽射しの中今日は私がお客様!「ターシャチューダーのさいごの言葉」に感銘を受けついつい最後まで読んでしまって
帰途につきました。好い一日散策になりました。
【2つの郵便受け】
左側:我が家の郵便受け。右側:次男の家の郵便受け。
絵と逆になりましたが簡単な図面。

 月日の流れるのは速い事。この6月でHiroshiさんが逝って1年が経ちました。
一昨年の11月、Hiroshiさんが試行錯誤しながら一生懸命図面を描いています。
「一体何の図面ですか?」と問うと「Koheiの家のポスト。自分が居なくなると留守中に郵便物を取りに行ってやれないから、一週間位留守でも平気な大きさの物を設計中。」と言います。
「まあ!何と用心深い事!」と思い笑いましたが、今思うとHiroshiさんは虫が知らせたのでしょうか?
胸が痛くなります。(次男は作曲活動をしているせいか大形の印刷物が多く普通の郵便受けでは入りきらないので、旅行中は取り出して保管するのが慣わしでした。)
さて図面が出来て大工の平井さんにお願いすると何と犬小屋程の大きさではありませんか!
みんなから「大き過ぎるのでは?」と冷やかされながらも自分で黙々とペンキを塗り平井さんと共にヨイショと門の横のブロック塀に掛けました。ピッタリ、カンカン!門の外から見るとグリーンの投入口がアクセントになって中々面白い!
門の内側から見ると緑の大きな箱にポリカーボネイトの透明な取り出し口。奥には鏡迄張って郵便物の取り忘れが無いようにしています!
昭和ひとけた、働き者で純粋に家族を愛してくれたHiroshiさんでした。
激動の昭和を体験し戦前、戦後の話をよくしてくれました。
好きだった歌「千の風になって」の様に今頃は家族の事が心配になって空から見守ってくれているのでしょうか。みんな元気に暮らしています!HasselHouseも37歳の誕生日を無事迎えました。有難う!Kyoko