鳴門への旅

 9月17日〜19日、無事孫娘の結婚式も終わりほっとした私達、近場の鳴門へ行って気分転換することにしました。
だんだん旅行の行き先が近くなってしまいましたが(本音は信州へ行きたい!)
でも好天に恵まれ碧い海を眺めて心の洗濯が出来ました。
ホテルのベランダから見下ろせばテトラポットの芸術!
まだ真夏の海辺の様な陽射し。昔の海水浴場はこんなだったですね。
JR神戸駅前から無料お迎えバスに乗りほんの1時間余り、ルネッサンスリゾート鳴門ホテルへ到着。
ベランダから眺める海は紺碧!海育ちの私には故郷へ帰った様です。
ホテルのサービスのモーターボートで大鳴門橋までクルージング。
2日目ホテルの送迎車で10分足らずの{大塚国際美術館へ。}
 この美術館は大塚オーミ陶業(株)の特殊技術で実物大に複製された西洋名画1000点余り、陶板に焼ける技術と規模にびっくり!居ながらにして世界の名画が愉しめます。
まずロボットのお出迎え。
システィーナ礼拝堂で説明をして頂き美術鑑賞の旅に出発です。
床も見逃せません。
聖テオドール聖堂。本物そっくりの立体コピーに驚かされます。
天井を見上げたり床を見たり覗いたりとよくもこれだけのものが出来たものですね!
しばし中庭から大鳴門橋を眺めて一休み。
モネの睡蓮の庭は花盛り!
余り多すぎて欲張って観ていると疲れて一休みしたくなりますね。モネの庭を眺めながらお茶の時間を愉しみました。
名画を陶板化すると劣化しないので後世の為にもなるそうです。
鳴門海峡の白砂で焼く陶板の精巧な色彩、大聖堂等は張り合わせてあるのですが継ぎ目が気にかかりません。
陶板複製の絵等と訪れる前は思っていましたがこれだけの美術館を作られた情熱に脱帽です。
とうとう全部見終えないで帰る事になりましたが是非もう一度訪れたいものです。
さてホテルへ帰り今度はあのおいしいさつまいも「鳴門金時」の収穫に出発!これもホテルのサービスです。
ホテルの裏は鳴門金時畑が広がっています。
さらさらの砂地
2株でこんなに収穫しました。
ホテルは大毛島という徳島本土の手前の島に建っています。そこが有名な鳴門金時の生産地です。
海砂で育ってミネラルたっぷりほこほこのサツマイモになるのですね。
子供と共に行った幼稚園の芋掘り遠足を思い出しつつ収穫の喜びを味わいました。
夕飯の後はプールの方から心が騒ぐ鐘太鼓の音が響いて来ます。
心地良い夜風に当たりながら阿波踊り見物、ああ充実した1日でした。
3日目今日も快晴、鳴門の渦を見に行きました。
色々な観潮船があります。
大鳴門橋下の渦巻き。
紀伊水道から明石海峡を通って瀬戸内海を回って来た潮流と紀伊水道からの潮流に1メートルもの段差が出来渦が発生するとか、月の引力も左右するので日によって渦の時間が異なるそうです。
私達が行った時は正午頃が大潮とのこと、少し時間待ちをしたので大きな渦が見れました。
近場への旅行と思いましたがとても楽して愉しめた旅行になりました。Kyoko