近鉄特急「しまかぜ」で伊勢路へ。

しまかぜのカフェ車両

 季節は巡っていつの間にか芳香を放ったみかんの花も地面に敷き詰められとうとう梅雨入りになってしまいました。
ハッセルハウスの入り口には「ねずみもち」の白い花が雨に打たれています。
やがて名前の由来の如く黒い実になって来ます。
地味な木ですが改めて見ると美しい。
庭はじゃがいも・なす・モロッコ・胡瓜・かぼちゃ等々の花盛り しばし浮世とさようならして愉しめます。
木苺は鈴なり。
お砂糖と水を入れて5分程煮立ててジャムの空き瓶に保存しておきます。
炭酸水、ワインでカクテルを作ったりヨーグルトにかける等使い方色々。
野生化した蕗の収穫。
さっと茹でて煮物に使ったり、余ったのは冷凍しておくとばら寿司がすぐ出来ます。
 今年初めて植えた赤じゃがいもの収穫。
さて?お味は?茹でてお塩で頂いてみました。新鮮だけれど少し水臭いかしら?
伊勢志摩への旅
 今年は伊勢神宮遷宮の年だからでしょうか?又伊勢旅行に人気があるようです。
私がまだ十代の頃三島由紀夫の小説「潮騒」が発表されて伊勢志摩が脚光を浴びました。
お友達と流行のサックドレスに(赤い)ハイヒール姿の鳥羽の水族館での写真があります。☆白黒写真ですが!
母のお手製のサックドレス2着。
久しぶりに思い出して描いてみました。1950年後半頃に流行したスタイルです。
左は白の綿レース。右は涼しいウール生地ポーラーです。
今思うとおかしな恰好で旅行したものと笑えてきます。
困った時の神頼み?長い人生でいろいろの祈願に参りました。
神話の時代から歴史はどう繋げて来たのか良く理解出来ませんが、清い川の流れと鬱蒼とした杜の砂利道を進めば敬虔な気持ちになって来ます。梅雨の入りでグレーにけむる神宮は本当に神話の世界に入って行くようでした。
若い人も多い伊勢参り。2013−5−29雨
遷都の準備はすすむ。

さてお伊勢参りのついで?のお愉しみ?今人気の近鉄特急「しまかぜ」で賢島まで往復。ファーストクラスの飛行機に乗った気分を味わいました。(ファーストクラスで旅行体験はありませんが)
今日の一枚の写真はカフェ車両です。車内と思えないおいしいお茶やお料理が頂けました。
スパニッシュスタイルの「プライムリゾート賢島」に2連泊。
スペイン村が出来たころ建てられたのでしょうか?少し古びてしっくり落ち着いた風情です。
ホテルのロビーからの眺め。山の湖の様に静かです。
お部屋のベランダから英虞湾の風景
広々としたお部屋。
部屋に飾っていた絵皿。
どっしりしたスペイン製の家具や絵の額、枕元の絵皿も個性的。
夕食の前菜、伊勢海老と地元のお野菜の寄せ物。(日本料理のようなあっさり味)
メロンとトマトの冷製スープ。(ガスパチョの様に火を通してないフレッシュなお味)
評判の神戸北野ホテルのシェフが作るお料理は期待通り。味も見た目も愉しめます。
2泊目の朝食。北野ホテルとほぼ同じメニュー
風景もご馳走!
2連泊の中の日はお伊勢参りに、3日目は賢島発午後4時の「しまかぜ」乗車時間まで英虞湾クルーズに行きました。
クルーズ船。約1時間で英虞湾をめぐります。途中真珠の核入れも見学出来ます。
昔と変わらない真珠養殖の風景。
手間がかかる真珠の養殖。若い人が国産の真珠を買ってくれます様に。
賢島駅の「しまかぜ」
大阪から2時間少し、楽にお手軽に伊勢志摩旅行が愉しめました。
前回は孫娘の大学入学のお礼に孫娘と3人でお伊勢参りに来ましたがあっと言う間に4年過ぎ今回は思いがけない孫娘の結婚と大学院入学のお礼参り。それから「Hiroshiさん」が健康診断の結果いきなり胃を半分切り取られてから2年経ち取敢えずこうして元気に過ごせているお礼参りです。人生何が起こるか分かりませんがこうしてお伊勢さん参りをして平和な心で暮らして居ます。Kyoko