落ち葉を踏んで。

宝塚龍坊前の銀杏

ハッセルハウスの欅も盛大に落葉が始まって又例年の箒に乗った魔女おばさんの活躍する季節になりましたが、思えば落葉をカサカサ踏んでのお店への出入りも風情がありますね。落ち葉が積もっている時はどうぞお掃除が行き届いていない等思われませんように。
我が家の杏の木も例年より半月位早く黄葉しました。11月25日
短い秋を愉しみたくて宝塚のガーデンフィールズに散歩に行きました。
「英国風ナチュラル庭園シーズンズ」はどんな季節に訪れてもそれぞれの花が咲き乱れて年ごとに味わい深くなって来ましたが先日来年閉園予定とか聞きました。ファミリーランド閉園の後せめてここだけ緑の庭園が残されたのですが又此処も開発されるのでしょうか?とても残念です。
《宝塚ガーデンフィールズの秋》
11月15日(俄か雨後晴れ)仁川から阪急電車で宝塚南口〜宝塚大橋を渡ってガーデンフィールズ〜花の道を通って宝塚阪急へ。
ゆっくり愉しんで2時間のコースです。
宝塚大橋の淀井敏夫作「渚」帽子が観音様の後光か天使の環の様に見えます。
宝塚ホテル前阪急南口から新しく建った高層マンションを見上げつつ宝塚大橋へ。此処には「宝塚サンビオラ」がありオープンした頃は華やかに賑わってここへ来ればしゃれたお洋服、お食事とショッピングが楽しめてもう数えきれない位通ったものです。入り口近くの「アミヒコ」と言うお店でハッセルハウスで使う紙のレースのコースターやサンドゥイッチ用のペーパーを買いに来たものです。いいものがありましたね!
直ぐに左手の宝塚大橋へ。雨上がりの午後の逆光の中眺める景色は清々しい。山々は秋の装い。
大橋を渡れば虹色に光る「アトム記念館」が正面に。左折して前を眺めると目の前に大銀杏の木。
街路樹も紅葉してもう散り始めています。アンティークな建物の中華料理「ロンファン」前
今は様々なグラス類パンパースの時季です。温室風のエントランスを望む
雨上がりの休憩所
自然な水辺
ローズガーデンへの道。今は紫のセージの花が咲き乱れていました。
一人で歩いていると何だか物語の中へ入って行くようです。
水辺のパンパース
枯れた風情も美しい「ルトベキア ゴールドスタート」
もうどこもここも美しくてきりがありません。
エントランス内のレストランで紅茶で一休み花の道を通って宝塚阪急へ。
「花の道」春は桜の花吹雪。鮮やかな赤で秋も愉しませてくれます。
宝塚大劇場前。
「一日の夕暮れ、季節の秋、そして人生の秋は寂しいものよ」としんみり言っていた母の言葉を思い出しつつも秋を味わった穏やかな一日でした。Kyoko