春は来ても「花冷え」の言葉通りです。

仁川五ヶ池の桜

 3月になり初夏を思わす日差しの日から一転春の嵐、それから長雨。仁川五ヵ池の満開になった枝垂桜もこの寒さに戸惑っている事でしょうね。
右上の写真は阪急仁川五ヵ池、テニスクラブ前の桜(26日撮影)です。

我が家の庭の杏の花も満開です。でもヒヨドリがいち早く見つけ毎日蕾を食べに来て花数が少なくなってしまいました。初夏には美味しい大粒の杏がたくさんなります様に。

四季咲きレモンの蕾と実。
名前通り季節に関係なく寒い中でも次々花をつけレモンが育っています。
先日20個ほど収穫してHasselのレモンティーに使っています。
少し硬くて小ぶりですが安心です。

昨年作って置いた山桃のシロップ漬けは布で漉してジュースや山桃寒天を作っています。(山桃は粒々がありジャムにするとどうしてもザラザラしてしまいますので)
綺麗なピンクです。カクテルにしても良いでしょう。 
日当たりの余り良くない裏庭に種を蒔いて育てた山椒も1本の棒の様になっていましたが可愛い木の芽を付けています。
  
山椒の木だけは何回植えても枯れてしまいました。Hasselのお客様が種から植えると良いと教えて下さいましたので種を蒔いてみました。今年もかわいい木の芽をつけて順調に育っています。
春蒔きの野菜が一斉に芽をだしました。

小さい庭から不思議な位いろいろなハーブや野菜、果物が育ちます。日本には水とまだまだ利用していない土地がたくさんありますのでみんなで協力すれば食料不足にはならないかしらと思います。

さくら・さくら何処に隠れていたのでしょう。
春、あちこちがさくらいろに染まります。
散歩も愉しい仁川です。
絵は弁天池のさくらです。
 
3月30日私達夫婦の結婚51年目の記念日とHiroshiさんの誕生日。それに孫の入社式と重なりました。
こうして無事に生きてくる事が出来たお祝いに宝塚ホテルで2人だけで乾杯しました。
子供達が小さい頃、特別の日にお食事に行った頃は最上階に回るレストランがありました。白いグランドピアノがあり田舎者の私達はよそ行きの服でかしこまって行きましたっけ。360°ゆっくり回ってゆく窓より宝塚の風景を楽しみました。
今はファミリーランドもなくなりました。
宝塚ホテルは伝統あるホテルとして長く残ってほしいものですね。

中庭に面した廊下。   ロビーより右への階段。
電車に乗ると今年も就職活動の黒いスーツ姿が目につきます。
就職氷河期の再来と言われるこの頃ですが希望を持って頑張って下さいね。
孫も苦戦しましたが自分なりに道を開いて社会人への一歩を歩み始めました。
 それにしても戦後の復興を目指して働きに働いて来たHiroshiさん達の世代。
少しは次の世代へ豊かさを残せるのかと思えば昨今のこの状況悲しくなりますね。

昨年の暮れびのびになっていた私達の金婚式とHiroshiさんの喜寿のお祝いを息子達家族で祝ってくれました。

2009.12.23 有馬・御所の坊にて。感謝をこめて。 Kyoko