鍵盤ハーモニカ♪コンサートのお知らせ

ハッサクと柚子2010.1

 お正月の行事が終わると思い出すのは大震災のあの日、早15年もの歳月が経ったのですね。震災の前の日の15、16日と未だ独身だった次男が赴任先の広島から帰省していました。16日夜は大阪で友人と会う約束をしていました。所が夕方友人から風邪を引いたので会えないとの連絡がありそのまま家にいても仕方がないからと広島へ戻ったのです。
いつも帰省すると休み明けの朝5時頃新神戸駅までHirosiさんが車で見送っていましたので、芦屋か石屋川当たりで震災に遭ったでしょうか。私もいつもの様に見送った後ほっとしてお茶を飲もうとしていたらどうなったでしょう!冷蔵庫は倒れ食器類は部屋の反対側まで飛んで足の踏み場も無い有様でしたから。こうして無事に居れたのもお友達が風邪を引かれたお陰ですね。

さて昨年末木に残して置いたみかんが烏軍団に襲撃されました。鳥の世界も生きて行くのが大変なのでしょうね。留守中でしたが近所の方のお話では「ヒチコックの鳥」のようで怖かったそうです。見張り番に置いていたおもちゃのフクロウも体当たりされたのか吹き飛ばされていました。みかんは散乱して無残に終わりましたが、残ったハッサクや柚子の収穫をしました。(右上の写真)今までもどんなに収穫の悦びを味わえた事でしょう!今、我が家の庭はすっかり寂しくなりました。又初夏に香しい白い花が咲くまで待ちましょう。
 12月に山野草の方達の集いをしましたが思いがけないプレゼントを頂きました。
 
縫いぐるみの手製のどんぐり          加賀棒茶
ピンをつけてブローチに?           あっさりして香り高いほうじ茶
かばんのアクセサリーに?           やみつきになってしまいました。
その他いろいろ考えています。
有難う御座いました。楽しませて頂いています。
この可愛いどんぐりを見ていると郷里へ帰った早春のある日の事を思い出しました。丁度居合わせた隣に住む本家のおば(本当は父の甥のお嫁さんなのですが)がお雛様を見に来るよう誘ってくれました。古い家の箱階段を登って行くと見憶えのある小さな座敷の床の間と脇、次の間に3代のお雛様、部屋の隅の文机や座敷机の上には布で作った小物の数々が綺麗に並べられていました。この秘密の部屋でおばと母は一緒に手を動かしながら午後のひと時のお茶を楽しんでいるとの事。私の知らなかった母の時間でした。母は70代後半おばは60代でした。遠くに住む子供達と離れた暮らしの老い先の事を考えつつも小春日和のひと時を過ごしていたのでしょう。

姉からの便りに添えられた句一つ 
山茶花のま白きさまに亡父(ちち)偲ぶ その花賞(め)でし 在りし姿を」。
  
♪2月27日Hassel Houseでサロンコンサートを致します。♪

鍵盤ハーモニカのコンサート♪野村誠様達がいらして下さいます。
わくわく楽しみにしています。
Hassel House はとても小さいのでほぼ満席となりました。
有難う御座いました。

神戸北野のライブハウスで引き続き演奏会があります。
2月28日Hassel Houseは臨時休業致します。宜しくお願い申し上げます。kyoko