初心にかえって。

グリーンに塗った勝手口の机

 阪神淡路大地震から早14年の歳月が経ちました。
1月17日が終わってやっと新たな年への出発が出来る様な気が致します。

 Hassel Houseの勝手口の狭い空間のささやかな私の居場所が、あまり狭いのでついついカウンターでパソコン等の作業をしていました。とっても失礼致しました。
初心に帰ってケジメをつけようと、昨年末机や棚をグリーンに塗りリフレッシュしました。
しばらく休んでいたリフォーム好きが頭をもたげて、勝手口にミニサンルームを作る事にしました。これは素人では手に負えないので馴染みの大工さんにお願いしました。「僕は長い間大工仕事をして来たけれど今度の工事が最小」と言われてしまいました。でも工夫でどんなに快適になるか楽しみです。
  
左の煉瓦の部分が建て増しです。約1m×1m   勝手口の外から見た所
たたみ一畳大の書斎、でも何故か落ち着くのです。


自宅の納戸にあった本箱(子供部屋用に40年前のHirosiさん手作り)もニス塗りの上からグリーンに塗り替えて私の部屋に復活しました。

このミニサンルームは地震前、田舎の両親を呼び寄せるため寝室と和室をつなぐよう建て増ししたのですが此処が斜交いの力になったのか家は被害にあわなかったのです。地震直後に同居した義父母もこの小さな空間を楽しんでくれましたがもう今は思い出になりました。ちなみに義父は1901年生まれでした。1900年生まれでしたら3世紀生きた事になると歴史の先生だった父は悔しがっていました。窓が2段になっているのは、とっさの時下段の戸を開けて外へ出られる様に上段は外に格子をつけて窓を開けていても心配のない様工夫しました。


1月ハッサクオレンジやキヨミオレンジの収穫です。
今まで千切ったのを合わせると2000個ちかいでしょうか?
日本の土地はゆたかです。