カスレパーティー

カスレ・カルカッソンヌ

 陽射しも明るくすっかり春になりました。
でも春は名のみの風の冷たさ、そして陽気とはうらはら別れの寂しい季節です。
Hassel Houseでも先日時々いらして下さった方がお別れにいらして下さいました。
又いつの日かお目に掛かれるでしょうか?

さて3月19日(水曜日)19時
芦屋のレストラン「レスカエコ・ビゴ」へカスレパーティーに行きました。
フランス カタール地方で今年収穫された白いんげん豆を使って作る素朴な伝統料理「カスレ・カルカッソヌ」で春の訪れを皆で祝うのです。
もっと日常的なフランスの食文化を広めるためにフランスパンのフィリップ・ビゴ様と
東京の「レストラン・パッション」のオーナーシェフアンドレ・パッション様が始められたパーティです。今年で12回目になります。
予約すればどなたでも参加出来ます。
 
 
 ビゴ様とパッション様
(パッション様のフランス語をビゴ様が創作を加えて?日本語に!)
 
  Menu
 海の幸のテリーヌ・香草風味のマヨネーズソース
 温製ホワイトアスパラガスのサラダ・ズワイガニのソース
 カスレ・カルカッソンヌ
  フロマージュの盛り合わせ
 ジェラードの盛り合わせ
 コーヒー
 ビゴのパン  
 フランス産ワイン5種類

以前ビゴ様よりお誘いをお受けした時は芦屋でのパーティ!と気負いましたがとってもカジュアル!ビゴ様とパッション様のサービス精神に皆打ち解けてそれは楽しい一夕になりました。 
海の幸のテリーヌ
フランス産のホワイトアスパラガス

いよいよカスレです。(右上写真)中身は柔らかい白いんげん豆です。            
                  ココットは4人に1つ。仲良く分けて頂きます。

初めて参加される方にはカスレ会員証が頂けます
                  ’07カスレパーティーでのパッション様とYumi様

ワインもお料理も堪能して来た所へ
              ミセスBigot様のシャンソンの歌声!ますますパーティーは盛り上がります。

最後のデザートタイムには皆に仮面が配られスタッフの方達も
                  うやうやしく仮面での行列でサービス!
                  お互い怖いお面姿やおかしなお面に笑い転げ今年のカスレパーティー                     
                  の終幕です。

本当はまずしい農家でお肉をココットに一杯にすることが出来ずインゲン豆を使ったそうですが、それでも工夫で豊かに春を祝ったフランスの田舎の人々の生活を想像しつつ春の宵の夢の様な一時の余韻にひたりながら家路についたのです。Kyoko