[旅日記]上信越の紅葉の山々へ

八海山4合目より

 10月23日秋も深まった上信越地方への旅に出ました。
まずは信州へ。バスの車窓からは、たわわに実った真っ赤や黄色のリンゴの木々、安曇野は今収穫の時季、豊かな美しい田園風景を後に志賀高原へ。黄葉の白樺林がだんだん岳樺に変わって標高1500mを超えた山の中をバスは走る!
午後4時半山はもう夕暮れて少し焦る気持ちの中、白根山の頂上近くへ。暖かいバスの中からいきなり標高2000mの山の空気の中へ。気温1度。徒歩20分の坂道を歩き湯釜へ。一気に歩き呼吸が苦しい。稜線に沈んで行く太陽の光がちぎれる雲の間からオーロラの様に舞い上がる!
暮れ行く山の神秘的な湯釜

風にあおられ揺れる雲間の太陽
今夜の宿はすぐ近くの万座温泉、標高1800mの露天風呂で温泉満喫!見上げると満天の星!これほど星が大きく煌いているのは初めて、宇宙へ来たような気持ちになりました。

万座ハイウェー〜日本のロマンティック街道、魚沼のお米のはぜかけの懐かしい光景、お米農家が健全に引継がれていきますようにと願いつつ長〜い関越トンネルを抜け八海山へ。
八海山4合目よりの上信越の山々の眺め。ここから90°程右方向には佐渡島も見えました。


電力開発で出来た奥只見湖へ。ゆったりした遊覧船で紅葉を楽しむ。向こうの山は燧ヶ岳 その向うは尾瀬

水上温泉で1泊の後いよいよ谷川岳へ。大きな荷物を背負って行く本物登山の人達を眩しく眺めつつロープウエイとリフトで標高1500mまで、頂上まで3km直ぐ其処には思えますが、、。
岩場の遭難が多い怖い山も遠くから眺めると猫ちゃんの耳の様。段々小さくなっていく山に別れを告げました。Kyoko