10月の陽射しのテーブル

秋の光の中

 早く涼しくならないかしらと思っている内に、もう寒くなつて来ました。
お風邪など引かれません様に。
 陽が傾いて来たのかHassel Houseの1階のテーブルに陽射しがさし込んでいます。秋の光です。夏の間に木綿のローンで日よけのカーテンを縫おうと思っていましたのにやっと今から取り掛かる始末です。
壁に掛けた麦の穂が輝き漆喰壁に揺れる木々の柔らかい影と窓枠の斜めの線の交差を眺めつつ、通り過ぎてゆく季節、年月の早さに只呆然と暮らしています。


Hassel Houseのお隣様宅の蔦。
今年もつるの枝を伸ばして門扉に取り掛かりそうです。数年前つるが門扉まで長く伸びて、どうなるのかしら?と気を揉んでいましたら、そのままで出入りされてほっとして絵に描いておきました。


[朝顔につるべとられてもらい水]思わずこんな句を思い浮かべながら今年も長く伸びないかしら?と期待しつつだんだん紅葉して来るのを楽しみにしています。  

先日この春展覧会で出逢った新しい友人を家にお招きしました。まるで旧知の間柄の様な幸せな貴重なひと時でした。

メニュー
 サーモンとスライス玉ねぎ レモン風味
 パエリア
 お庭の野菜サラダ トマトたっぷりスパニッシュ風
 冷たい野菜スープ サイコロ切り、キュウリ、トマトの入ったガスパチョ
 デザート 初物お庭の蜜柑ゼリー
 シャンパン コーヒーでした。 

お家にお招きする時は準備と手間をなるたけ掛けないでそれでも一寸ご馳走!と思って下さる様にメニューを決めます。
この定番手抜きパエリアのレシピを教えてと言われていましたので写真を撮ってから!と思っていましたのに気がつけばもうあとのまつり!もうお鍋の底が見えています!
それでイラストにしました。もっとおいしそうなのに残念!
  
材料と下ごしらえ (4人前)
  お米     :2カップ   ザルに入れて料理直前にサッと水洗い
  サフラン   :1g     

  えび     :なるたけ頭付き 8匹 背わたを取り水洗い
  鳥もも肉   :400g おおぶりに切る
  あさり    :カツプ1 水洗い
  烏賊     :切り目を入れ5×2cm位に切る
  玉ねぎ    :1個 大きめのみじん切り
  生椎茸    :こぶりのもの8個
  ピーマン 人参:ピーマンは4つ切り 人参はいちょう切り
  
  オリーブ油 塩 胡椒 適宜 水2.5カップ
作り方
①厚手の平たいお鍋を熱しオリーブ油大匙2入れ玉ねぎをサット炒め、
 続いてお米を入れ炒める。
②平らにならし水2.5カップ加え上記の材料をきれいに並べサフランを振りいれ塩胡椒で味 付けする。
③ごはんを炊く要領で中火で沸いて来るまで、ふきこぼれ無い様に火加減して20分程、火を 小さくして10分位少し蒸らして出来上がり!
 
20年前のスペイン旅行で食べた味が忘れられず、自分流に簡略してもう何10回も作りましたが、以外と年齢に関係なく喜んで召し上がって頂けます。

材料はもっといろいろ、我が家ではサフランだけ常備しています。
急な来客で買い物に行けない時等重宝な料理です。

私の料理のコツは一つだけ贅沢する事です。
今回は車えびを使いました。良いおだしと味が簡単に出せます!(*^_^*)Kyoko

スペインのグラナダの居酒屋の様なレストランで味わった[うなぎの稚魚のオリーブ風味]
プリプリした食感を再現できないかしら?とうなぎの稚魚が買えないので色々の材料で試してみましたが今の所我が家では剣先いかが一番を獲得しています。
ビール等飲んでいる途中にお出しするととっても喜ばれますので追加します。
[我が家流うなぎの稚魚風オリーブ焼き]
材料と下準備 小型の剣先いか  1ぱい  細くいか素麺の様に切る。
         (おさしみに出来る新鮮なもの)
       鷹の爪とうがらし 1ケ 種を取り 4〜5ケに切る。
       オリーブ油    大匙1
       塩        少々 
作り方  オーブンでグラタン皿を熱しオリーブ油1匙入れもう1度1分位熱しお皿を取り出し剣先いかと鷹の爪とうがらしを入れ素早くかき混ぜ1分程再度オーブンに入れ取り出し塩をパラパラと振りかける。直ぐに食卓へ!
☆ 下準備だけしておいて頃合をみて焼き直ぐに食卓へ直行!これはあくまでもうなぎの稚魚のつもりですから量は少し目に!あっという間になくなるのがご馳走です☆