夕暮れの神戸北野散策

夕暮れの弁天池

 ようやく朝夕は涼しくなつて来ました。
 夕暮れの仁川弁天池、六甲山に沈む夕日の逆光に光る水面を眺めていると涼やかなフルートの音色が..女の方がフルートの練習中でした。
 仁川なのに、まるで異国を旅している気分になりました。
 子供達ものびのびとお友達と遊んで、
 犬さん達も嬉しそう!
 人々が憩う水辺の美しい平和な風景でした。
 
フルートを吹く人  
 9月15日北野ハンター坂[クレオール]へ「それぞれのピアノ それぞれの作曲」のコンサートに行きました。
新しい音楽との出逢い。21世紀のピアノの音色は体と脳がリフレツシュされた様に感じました。(理解しきれない私ですが・・)
6名の作曲家の内の1人近藤浩平の小品集「海へ向かう風」[民族的な旅のバガテル」「アトリエの古い画帳」はピアニストの素晴らしい演奏のせいもあつてか、私をAndorew Wyeth
「Wind from the Sea」の世界へ誘ってくれたり(風向きは反対でした!)忘れていた旅の1シーンや色褪せてしまつた画帳を共に捲っていく様な楽しさでした。第5曲の(海と断崖の風景)では西部アイルランドの{モハーの断崖}からかしら?等連想して叱られてしまいそうでした。


旅のスケッチから描いた「モハーの断崖」
 
コンサートの後は今回もいらして下さったゆみ様共々夕飯には少し早いので北野の散策に。ハンター坂を上り異人館通りを左へ。丁度Hassel Houseのオープン頃次々新しいお店が出来日々賑やかになっていた頃・・フランス料理のお店[グラシアニ]がオープン、縁あってオープンパーテイに招かれたあの日の華やかさ。あれから時は過ぎ一時閉まって寂しくなっていましたが又明るく灯が点り営業再開!居留地時代からの暮らしに思いを馳せました。      
六甲アイランドファッション美術館内神戸ゆかりの美術館での[小松益喜が愛したKOBE]
展のポスターより{グラシアニー邸}


1986.5アルバイトの学生さん達とグラシアニーで

1986.5グラシアニーとHassel Houseの記事が一緒に!あさひファミリー新聞
 
夕食はやっぱり何時もの様に[スイス シャレー]でチーズフォンデューを久し振りにいただいて黒々した六甲山を眺めつつ家路につきました。  kyoko